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「お金が貯まらない原因は過去の習慣にあった|今日から変わるれる3つの方法」

「お金が貯まらない原因は過去の習慣にあった|今日から変わるれる3つの方法」

お金が足りない」「支払いに追われて心が重い」──そんな毎日を過ごしていませんか。実は、お金がないのは偶然でも不運でもありません。これまで無意識に積み重ねてきた習慣が、今の財布を映し出しています。

本記事では、ベストセラー作家の著書たちの知見と、私自身の失敗から書籍を読んで改善した内容を共有します。この記事を読めば、無駄遣いの原因を見直し、今日からお金を残す習慣を始められるようになります

お金が貯まらない原因は、ほんの小さな習慣の積み重ねです。

なぜお金が貯まらないのか?過去の習慣が原因

なぜお金が貯まらないのか?過去の習慣が原因

お金が残らないのは、偶然でも不運でもなく、過去の行動の積み重ねが原因です。

ある著書では「お金を減らす最大の理由は、自分が欲しいものを得るため」と語られています。欲しいものを得ること自体は悪くありません。けれど、未来の収入を前借りするような使い方をすれば、そのツケを払うのは将来の自分。こればかりは避けられない現実です。

私自身も、まさにその典型でした。「資格があれば将来に役立つ」と考え、専門スクールに合計200万円以上を投じました。ところが年月が経った今では、取った資格は何一つ活かせていません。残ったのは出費の記憶だけです。当時の私は「将来に必要だから仕方ない」と思い込んでいましたが、その仕事を本当に続けるのかを見極める視点を持っていなかったのです。

大切なのは「お金の使い方の順番を逆にする」こと。

まず「やりたいことに回す分」を先に確保し、残りで暮らす。欲しいものも、借金ではなく現金で買う。これだけで未来の自分を守れます。

もちろん「全部使わないと暮らせない」という声もあるでしょう。ですが、ここで発想を逆転させるのです。「どうすれば暮らせるか」を先に考えるのです。たとえば──

  • 住む場所を変える
  • 固定費を下げる
  • 副収入を探す

方法はいくらでも見つかります。

過去は取り戻せませんが、今を変えれば未来は必ず変えることができます

十年後に「やりたいことをしている自分」をつくるために、今日から行動を変えていきましょう。

お金がない原因を断ち切る3つの方法

お金がない原因を断ち切る3つの方法

1. 見栄を張らない

人は「他人にどう見られるか」でお金を使ってしまうものです。

100年以上前に社会心理学者ヴェブレンが「誇示的消費」として指摘したように、人は無意識に「見せびらかすための消費」をしてしまいます。ブランド品を買う、新築住宅を無理に購入する、給料日だからと奮発する。突き詰めれば「惨めに見られたくない」という気持ちが根底にあります。

私もかつて、同僚より良いスーツを買ったり、習い事や資格に何十万円も使いました。外からは「意識が高い人」に見えたかもしれませんが、実際には毎月の給料をすべて使い切り、突発的な出費があると借金に頼る状態でした。毎月届く請求書を眺めて「本当にこれで良いのか」と自分に嫌気がさしたのを今でも覚えています。

そこで気づいたのは「見栄のためにお金を使わない」ということです。支出の基準を「他人の目」から「自分が本当に価値を感じること」に変えただけで、支出は大幅に減りました。惨めかどうかは他人ではなく自分が決めること。自分の満足を優先したほうが、ずっと楽しく暮らせると分かったのです

2. 必ず蓄える

節約と蓄えは似ているようで違います。節約は工夫して支出を抑えること、蓄えはその浮いた分を必ず切り離して残すことです。節約だけで終わらせてしまうと、お金はいつの間にか消えてなくなります。

私も以前、外食をお弁当に変えて月1万円ほど節約していましたが、その分を財布に入れっぱなしにしていたため、翌月には消えていました。結局、節約しても何も残らなかったのです

そこで「浮いた分は必ず別にする」というルールを作りました。財布からすぐに封筒に移し、ある程度貯まったら投資用の口座に振り込む。たったこれだけで、1年後には10万円が残りました。今では財布の別ポケットを「浮いた分」専用にして、帰宅後に封筒に移し、月末に口座へ振り込む流れを続けています。方法は人それぞれで良いですが、大事なのは「節約分を生活費と切り離す」ことです。

たとえ月1000円でも、10年続ければ12万円。それを投資に回せば大きな力になります。「蓄える」を習慣化できれば、お金は確実に積み上がっていくのです

3. 使途を明確にする

なんとなく買ったもの」が積み重なると、大きな浪費になります。100円の出費も1年繰り返せば数万円。小さな支出ほど、後から効いてきます。

私も以前はお金の管理が面倒だったので、ずぼらな人でもできるざっくり家計簿で済ませていました。その結果、年間で10万円もの誤差が出ていたのです。見直してみると、原因は日々の1000円未満の出費でした。

それからはレシートをすべて保存して、金額をそのまま記録するようにしました。1円単位で書くのは細かすぎるように見えますが、レシートをそのまま転写すれば良いだけなので手間は少ないのです。続けていると「なんとなくの出費」が可視化され、無駄遣いが激減しました。

最初は面倒に感じても、3か月ほど続ければ習慣になります。支出の使途を明確にすることで、「気づかない浪費」が驚くほど減っていきます

まとめ|お金を増やすには習慣を変えるしかない

まとめ|お金を増やすには習慣を変えるしかない

お金が残らないのは、運や偶然のせいではありません。これまで積み重ねてきた習慣の結果です。けれど、過去は変えられなくても、今の行動を変えることはできます

ここまで紹介した内容を、あらためて整理しましょう。

  • 見栄を張らない:人にどう見られるかではなく、自分にとって価値があるものにお金を使う
  • 必ず蓄える:節約で浮いたお金は必ず取り分け、貯蓄や投資に回す
  • 使途を明確にする:1円単位まで「何に使ったか」を把握し、曖昧な支出をなくす

どれも特別な才能や大きな収入がなくても、誰でも今日から取り組めるものです。私自身も、かつては見栄や思い込みで浪費を繰り返していましたが、「浮いた分を切り離す」「レシートを残して支出を記録する」といった小さな行動を続けただけで、資産が増えていきました。

大切なのは、完璧を目指すことではなく「まず一歩を踏み出すこと」。今日できる習慣を積み重ねれば、十年後の財布は必ず変わります未来の自分を助けられるのは、今のあなたの選択です

 あなたも今日から、その一歩を始めてみませんか?

今日から始めてほしいこと

お金を残す習慣は、難しいことを始めなくても、今日からできる小さな一歩で十分です。ここでは「レシートがある人」「レシートがない人」それぞれに向けて、たった5分でできる行動を紹介します。

レシートがある人

  1. 財布からレシートを1枚取り出す
  2. ノートやメモアプリに「金額と用途」をそのまま写す
  3. 「必要」か「不要」か、自分で丸をつける

レシートがない人

  1. 今日の支出を1つだけ思い出してノートに書く
  2. 「必要」か「不要」か、自分で丸をつける
  3. 明日からレシートを受け取ることを意識する

どちらも5分もかからない小さな行動ですが、これを続けることで「何に使ったのか」がはっきりと見えるようになります。お金の流れを可視化できれば、自然と無駄が減り、未来の貯金額が増えていきます

私は今後も使途不明金ゼロの家計管理で資産を積み立てていきます。一緒に頑張っていきましょう。

お金を残す習慣を身につけたら、その次は『増やす』ステップです。
資産を育てる第一歩として人気のNISAに関心があるのなら、こちらの記事も参考にしてください。

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