Webライター 新着

Webライターに向いていないかを調べる5ステップ!5つの特徴も詳しく解説

Webライターに向いていないと感じたら?|5つの特徴と絶対にやるべき5ステップ

「向いていない人ってどんな人だろう?」
「向いていないまま続けても問題ない?」
「頑張っているけど向いていない気がする…諦めようかな」

Webライターをインターネットで検索をすると「やめとけ」や「後悔」などのキーワードが多くあり、検索するほど疑問や不安が膨らんでしまいます。

そんな疑問を解決するために、本記事では「Webライターに向いていない人の特徴」を次のように解説します。

≫この記事でわかること

  • 1.「Webライターに向いてないね」と言われる人の5つの特徴
  • 2.Webライターに向いていないかを詳しく知る5ステップ
  • 3.Webライターに向いていないときの対処法

本記事を読み終えると「Webライターに向いてるか、それとも向いていないか」が理解できますので、ぜひ最後までお読みください。

執筆者

小中悟(こなか さとし)

フリーランス8年目。7つの事業に失敗するも、8回目の成功で年商5,000万円超の事業を一人で経営する。本ブログでは、未経験から始めたWebライターで稼げるようになった方法を実話に基づいて発信。

1.「Webライターに向いてないね」と言われる人の5つの特徴

1.「Webライターに向いてないね」と言われる人の5つの特徴

1-1.正しい情報を集められない
1-2.長時間パソコンが使用できない
1-3.ラクして生活費が稼げると考えている
1-4.スケジュール管理が苦手
1-5.文章を読むことが苦手

1-1.正しい情報を集められない

原稿は「正しい情報」執筆しないといけません。

インターネットで検索して表示された記事を、そのまま引用元にしたり、参考文献にするのは、コピペと同じで非常に危険な行為です。

検索して表示された記事の多くは、アフィリエイトやオウンドメディア、集客を目的とした思惑で作成されています。

情報を鵜呑みにせず「正しい情報」を取捨選択できないと、文章力が高くても何度も失敗することになります。

1-2.長時間パソコンが使用できない

パソコンに長時間触れないと、Webライターとして執筆を続けることができないでしょう。

執筆しようと椅子に座っても、すぐにパソコンから離れようと理由を見つけたり、机の掃除を始めて執筆を先延ばしにしてしまいます。

また、パソコンで文字を打っている最中にイライラして集中できない人には、非常に苦痛をを感じる仕事になります。

長時間パソコンを使用できない人は、すぐに依頼を受けて執筆するのではなく、まずはパソコンに触れる時間を伸ばすことから始めていきましょう。

1-3.ラクして生活費が稼げると考えている

Webライターは、短期間で収入を得られる副業ですが、簡単な仕事ではありません。

数をこなせば5万円を稼ぐことは可能ですが、数をこなす方法は気合と根性だけでは続きません。

初心者のWebライターが仕事を探す先として、「クラウドワークス」が有名です。

2024年4月2日現在、クラウドワークスに10万人以上のライターが登録し、記事執筆・ライティングにおいては、約4万人が仕事の依頼を待っています。

知識やスキルがないままクライアントにアピールをしても、ライバルに勝つことは難しく、単価の安い仕事ばかり受けることになってしまいます。実績を積み重ねて少しずつ収入を増やす方法より、すぐにお金が欲しい人は、お金が稼げるようになる前に挫折することになります。

1-4.スケジュール管理が苦手

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

パーキンソンの法則:進歩の追求

この言葉は、1958年、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソンの著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』の中で提唱された第1法則です。

たとえば、クライアントから「3日で1記事を納品して欲しい」と依頼された場合、1日で完成する内容でも何度も修正を重ね、締め切りの3日目に納品します。

しかしながら「明日の12時までに納品して欲しい」と言われた場合でも、限られた時間の中で執筆する時間を確保し、翌日の12時に納品できてしまいます。

スケジュールを管理するといっても、クライアントが設定した期日で行動すると、つねにギリギリに納品することになり、心が休まる日がありません。

前倒しをして期日を設定して執筆できないと「こんな生活になるはずではなかった…」と後悔ばかりすることになります。

1-5.文章を読むことが苦手

Webライターは、執筆する以上に読むことが多い仕事です。

  • スキルアップの読書をする
  • 情報源になるデータを読む
  • 受け取ったマニュアルを読む
  • クライアントからの指示を読む

特に読書は、手軽に信頼できる情報源を得る手段ですので、読書が苦手な人は、ライターとして継続的に仕事をすることは難しいでしょう。

文字を読むことにストレスを感じる人は、クライアントとの連絡や情報共有が円滑に行えなかったり、集めた情報を効果的に活用できません。

質の高い記事を執筆して収益を得る前に、読むことが苦痛で挫折して辞めてしまいます。

2.Webライターに向いていないかを調べる5ステップ

2.Webライターに向いていないかを調べる5ステップ

STEP1.適性診断を受ける
STEP2.現役ライターの情報を集める
STEP3.写経する
STEP4.メモ帳やGoogleドキュメントで実際に執筆する
STEP5.添削を依頼して原稿を仕上げる

STEP1.ライター診断を受ける

まずは、自身の向き不向きを調べるために、以下の2つの適性診断を受けます。

≫ライター適性診断|Questi
≫適職診断|求人ボックス

適性診断は、リンク先で質問に回答すれば、ライターとしての適性を判断してくれます

ただし、適性診断で向いていないと判定されてもご心配なく。

私自身も、最初は適性が無いと判定されましたが、それでも継続してWebライターとして活動しています。

診断結果は、あくまで今の時点での適性状態を示すものだと考えてください。

STEP2.現役ライターの情報を集める

2つ目のステップは「現役ライターの情報を集める」ことです。

実際に執筆する前に、現役のWebライターから活動内容を聞いたり、SNSで行動を調べて仕事の全体像を把握すれば、どのようなスキルや生活習慣、知識が必要か大まかに分かります。

私の場合は、周囲にWebライターがいなかったので、XやFacebookで現役Webライターの過去の投稿を読んだり、セミナーに参加して情報を集めていました。

書籍や動画から情報を集めることも非常に重要ですが、SNSや実際の声からは、より具体的な仕事の情報を得ることができます。

もし、周囲にWebライターとして活動している人がいたり、セミナーや交流会があれば、ぜひ積極的に交流を深めてみてください。

STEP3.写経する

3つ目のステップは「写経する」ことです。

ここでの写経とは、インターネット上の「読みやすい記事」の文章を書き写すことを指します。

インターネット検索で1ページ目に表示された各サイトの記事を読み、読みやすいと感じたサイトの記事を10個写経してみましょう。

ただし、何も考えずに写経するだけでは意味がありません。

時間をかけて、使われている言葉や表現方法、文章の構成を書き写して初めて、執筆方法を身につけることができるでしょう。

STEP4.メモ帳やGoogleドキュメントで実際に執筆する

4つ目のステップは「メモ帳やGoogleドキュメントで実際に執筆する」ことです。

写経を10回以上行ったあたりから、検索結果に対する文章の構成や言い回し、テンポが身につきます

テーマについては何でも構いません。

もし、思い浮かばないのであれば、以下の質問についてメモ帳やGoogleドキュメントを用いて執筆してみてください。

  • Webライターを目指してどうなりたいのかについて書いてください
  • Webライティングを学ぶことには、どんなメリット・デメリットがありますか?

大事なのは「文章を書いていてどう感じたか」です。

写経は楽しくない行動だったかもしれませんが、執筆を始めると楽しくなってスラスラ書けるかもしれません。

私は、写経30回、音読50回の後に執筆をしたあたりから「頭の中の言葉」をそのまま書き出せるようになりました

急に執筆を始めると、なかなか手が動かず「上手く書けない」「時間だけが過ぎていく」「1記事に5日かかった」というような、悪い結果になってしまいます。

STEP5.添削を依頼してプロの意見を聞く

5つ目のステップは「添削を依頼して原稿を仕上げる」ことです。

執筆が無事に終わったら、文章添削サービスを利用しましょう。

今のスキルで全力を尽くして執筆した記事でも、添削サービスを利用すると修正すべき点や気づきが多く見つかります。

私が初めて添削を依頼した際には、半分以上も修正されてしまい、修正ではなく書き直しに近い状態で返却されました

最初は全力を尽くして書いた原稿がほとんど修正されることで、モチベーションが下がるかもしれません

しかし、自分より優れた人からの指摘は、まだ成長できる可能性があるということです

私も、複数の人から添削された結果、クライアントからの修正が減り、素早く依頼を完了させることができました。

添削を依頼する相手は、添削してほしいサイトのお問い合わせから依頼することができますが、最初は、399文字以下なら800 円/記事で添削してくれる、次のサイトに依頼してみましょう。

記事添削サービス:一般社団法人日本WEBライティング協会|運営年数、利用者数、制作記事数などWebライティング業界実績No.1

添削について理解ができれば、以下のサイトから添削実績や評価の高い人に添削を依頼すれば、目に見えてスキルアップができます。

添削された記事を修正して原稿を完成させれば「2.Webライターに向いていないかを調べる5ステップ」は終了です。

完成までに苦痛を感じないようであれば、ライター適性診断で向いていないと判断されていても、適性が備わっている可能性があります。

しかし、終始ストレスを感じていたのなら、Webライターに向いていないと言えます。

3.Webライターに向いていないと感じたときの対処法

3.Webライターに向いていないときの対処法

対処法1.執筆するジャンルを変える
対処法2.スキルを磨く
対処法3.他の副業に変更する

対処法1.執筆するジャンルを変える

執筆をしてストレスを感じるようであれば、今書いているジャンルを変えてみましょう

職種に向き不向きがあるのと同様に、転職記事は向いているけど、美容記事は向いていないことがあります。

私がWebライターを始めたときは、書けそうなジャンルを手当たり次第に提案文を送っていましたが、金額が同じでも分野によって、完了までの時間と疲れは違いました

さきほどの「2.Webライターに向いていないかを調べる5ステップ」で提案した内容で書いたときにストレスを感じた人も、興味や好きな分野の執筆ならストレスを感じることなく完成できるかもしれません。

対処法2.スキルを磨く

執筆がうまくいかない原因の大半は、スキルが不足しているからです。

スキルが未熟だと、浅い記事や同じような表現方法の記事を量産してしまいます。

知識やスキルを書籍やネットから学び、セミナーや交流会、そして添削を通じて実績を積み重ねていきましょう。

これらの経験から自信を積み重ねることで、結果的に悩むことなく執筆ができるようになるかもしれません。

3,000文字の記事をスムーズに執筆できるようになるまではスキルを磨き、それでもストレスを感じるのなら、他の副業を目指してみても遅くはないでしょう。

対処法3.他の副業に変更する

これまでの対処法を試してもWebライターに向いていると感じられない場合は、諦めて他の副業を始めましょう

諦める決断をするのは大変ですが、無理に向いていない仕事を続けても長続きはしません

私自身も、Webライターを始める前に以下の副業に挑戦しましたが、すべて挫折しました。

  • ポイ活…月30時間以上使っても1万円しか稼げず挫折
  • カメラ修理店…月30万円以上稼げたが商品の管理が大変で挫折
  • アパレル通販…ブランドに興味がなく挫折
  • 納品代行業…人件費と家賃が高く請求に追われる生活になり挫折

向いていない仕事でもお金を稼げたときは「やった!」と達成感でモチベーションが高まっていましたが、すぐに精神的に苦しい毎日になり「もう辞めたい…」と挫折することが、向いている仕事を見つけるまで続きました。

Webライターを辞めることは非常に残念な結果かもしれませんが、無理せずラクに成果を上げられる仕事に時間を使うことが、成功への近道です。

まとめ:向いていなくても諦めずに冷静に判断する

まとめ:向いていなくても諦めずに冷静に判断する

本記事では「Webライターに向いていない人」の理由を解説しました。

これまでの話しをまとめると次のようになります。

1.「Webライターに向いてないね」と言われる人の5つの特徴

  • 1-1.正しい情報を集められない
  • 1-2.長時間パソコンが使用できない
  • 1-3.ラクして生活費が稼げると考えている
  • 1-4.スケジュール管理が苦手
  • 1-5.文章を読むことが苦手

2.Webライターに向いていないかを調べる5ステップ

  • STEP1.ライター診断を受ける
  • STEP2.現役ライターの情報を集める
  • STEP3.写経する
  • STEP4.メモ帳やGoogleドキュメントで実際に執筆する
  • STEP5.添削を依頼して原稿を仕上げる

3.Webライターに向いていないときの対処法

  • 対処法1.執筆するジャンルを変える
  • 対処法2.スキルを磨く
  • 対処法3.他の副業に変更する

私は、依頼を受け始めてすぐは「向いていないかもしれない。」と悩むことが何度もありました。

それでも、スキルを磨いたり添削を受けたりしたことで、今では楽しく執筆の毎日を過ごせるようになりました。

ぜひ、本記事を参考にしていただき、Webライターとして働くか、別の仕事を検討するかを考えるきっかけにしてください。

この記事を読んだ人は次の記事も読んでいます